玄米とは
玄米 (Brown rice) とは、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去したものを言います。精白とは、玄米から表面の薄皮である糠(ぬか)を取り除く(精米する)ことを言い、一般には精米(白米)とも言われています。
玄米食で健康家族 玄米には表皮と胚芽で人体に有用な成分、炭水化物、ビタミン、ミネラルそして肌を美しくするセラミドがしっかり含まれています。
更に食物繊維もたくさん含んでいます。
玄米健康法など多くの学者がその有用性を証明しています。
病気を治すのは、医者や薬品ではありません。
自己免疫力です。
無農薬や有機栽培の玄米を毎日食べて免疫力アップに努めよう
玄米にはこんなに栄養が含まれています
玄米の米ぬかに含まれる栄養成分は、体にさまざまな好影響をおよぼします。
米ぬか部分の成分 フィチン酸
抗がん作用・抗腫瘍作用、尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成抑制などの効用があるとされる。
イノシトール
脂肪肝や高脂血症、セロトニン異常に起因するうつ病、パニック障害、強迫神経症に有効とされる
研究結果もある。
フェルラ酸
米糠に特有である。紫外線吸収、酸化防止機能があり、食品や化粧品に用いられる。
γ-オリザノール
米糠に特有である。コレステロールの吸収を抑える作用、更年期障害などの不定愁訴に効用がある
として医薬品として用いられる。また、紫外線防止のために化粧品に用いられる。
食物繊維
整腸作用があり、便秘の予防や健康的な腸内環境の維持に役立ちます。
ビタミンB1
精白米の約5倍含まれており、糖質を効率よくエネルギーに変え肥満防止が期待できる。
疲労回復にも効果がある。
マグネシウム 精白米の約5倍含まれており、骨の重要な成分となっている他
酵素の働きをサポートし、血圧や、体温を調節する。
,ビタミンB6, ビタミンE , ミネラル,鉄,、マンガンなど有用な栄養素がいっぱい含まれています。
健康に良いはずの玄米食の落とし穴
米ヌカは玄米の部分では最も残留農薬の蓄積される箇所として証明されています。
慣行農法(農薬、化学肥料を多用して栽培している通常の栽培)の玄米を食べ続けると
健康に良いと思っていたつもりが玄米に含まれている農薬を食べていることになり
病気を誘発することになります。 玄米食の食べ方
玄米食には体に良い栄養素や効果がある反面、
体調の優れない人、療養中の人、胃腸の弱い人、幼い子供などでは、玄米を食べるときに注意が必要と元・東京大学医学部口腔外科教室講師 西原克成医博が語っています。
種に備わっている因子が、ミトコンドリアの活動を低下させる「アブシジン酸」や「フィチン酸」で、アブシジン酸(ABA)は植物ホルモンの発芽抑制因子であり植物の発芽を調節しています。
玄米などの植物の種子には、土の上に落ちても腐ることなく、やがて発芽に適した季節になると芽を出すことが出来るように、栄養成分を貯蔵して決して外に出さないというメカニズムが働いています。
その因子がアブシジン酸やフィチン酸です。
アブシジン酸(ABA)は植物ホルモンで、発芽抑制因子として働き、植物の発芽を調節しています。
このABAは人体に対して毒作用がありますので、玄米など種ものを食べるとき、これを無毒化して食べることと言われています。
発芽毒を解除する方法
1、炊飯する前に十分に浸水する
玄米は十分に浸水されることによって発芽へのスイッチが入り、成分が変化していきアブシジン酸(ABA)はファゼイン酸(PA)とジヒドロファゼイン酸(DPA)に変化し毒性も消滅します。、フィチン酸はビタミンB複合体のひとつイノシトールに変化し、ミネラルをキレートする作用により毒性も消滅します。
イノシトールは、ビタミンBとして働き、脂肪肝や高脂血症の治療に用いられるほか、セロトニン異常に起因するうつ病、パニック症候群などに有効とする研究結果もあります。
この時、実際の発芽までもっていかなくとも前発芽状態、すなわち種子の中で成分が変化し人間が食べても安全な「発芽モード®」の状態にして食べればよいのです。
発芽までもっていくと、話題の栄養成分ギャバGABA(ガンマアミノ酪酸)が増えてきますが、玄米の食味はむしろ低下しますので、おいしい料理としてはおススメしません。
玄米は十分な浸水によって柔かくなるだけでなく、このように前発芽状態になって成分が変化し、発芽抑制因子という毒成分が消えることも、おいしいと感じる理由かもしれません。
玄米のアブシジン酸(ABA)を不活化し、
安全においしく玄米を食べるための浸水時間の目安は、常温の水で夏12時間程度、冬24時間程度です。つまり昔の人が普通にしていた方法です。
ぬるま湯であれば、半分の時間で前発芽状態にすることができます。
不活化した「発芽抑制因子(アブシジン酸)」の毒性が乾燥することで 、 また復活してくる可能性はあります。
この場合は以前より強力に「発芽抑制因子(アブシジン酸)」が 再活性化されてしまいます。
市販の「乾燥した発芽玄米」は通常の玄米以上に「発芽抑制因子(アブシジン酸)」の 毒に冒されていることになります。
2、炒る
アブシジン酸は乾煎り(約200℃)によって、構造が完全に変化して死活化しますが味がまずくなるようです。
EM農法と慣行農法の違い>有用微生物EM菌を使った栽培と化学肥料、農薬を使った栽培では収穫された農産物はこんなに違う。
無農薬栽培と有機栽培の違い>安全性は全く違う無農薬栽培と有機栽培。
農家も,販売者(卸売,小売店を含めて)も少しでも有機質肥料を使って栽培した農産物は(場合によっては全く有機栽培でない農産物までも)有機栽培と表示することで消費者の方々の好印象を得て高く売れると考えていました。また、実際に高い価格をつけて販売されていたと思います。
近年、無農薬栽培、無農薬有機栽培、減農薬栽培、減農薬有機栽培などの名称で販売されるようになりました。
ところが消費者団体等から無農薬栽培と有機栽培との違い、減農薬とはどれだけ農薬を減らした場合なのかなど表示があまりにあいまいだということで有機食品の表示に一定の基準が設けられることになりました。
(国際基準を採用した。)
それがJAS認証制度です。JAS認証制度についてはここをculic
*注1 動物、植物など基に肥料にしたもの
●無農薬よりすごい有機栽培とは・オーガニック栽培とは・・・・・・ |
一定の農場の圃場(ほじょう)で3年間以上、無農薬(化学合成農薬無使用)、無化学肥料(有機質肥料)で栽培した農産物であること。
農水省が認定した有機認証機関(当農場では(財)自然農法センター)に有機農産物であることを証明するための(JAS)認証登録の申請書を提出し認証を受けた農家であること。
有機認証機関より有機生産圃場として適格であり有機栽培農家であることを証明する有機認定書が交付されていること等によりJASのマーク
をつけて有機の表示をして販売することが認められるという制度です。
即ち、有機の表示のある農産物には必ず右のJASのマークが付いています。
JASのマークのない有機農産物は有機農産物、有機栽培などの表示をして販売できないことになりました。
申請書の提出は大変煩雑ですが義務づけられています。
認定後も記録の記帳が義務ずけられ,毎年、認定機関の監査があります。
(現地監査と,記帳による監査)
また内部規定で有機農産物の生産行程の管理又は把握を、格付け規程によって有機農産物(オーガニック)検査認定を厳格化しています。
転換期間中有機農産物
違反したときは厳しい罰則も設けられています。
以上は有機農産物(オーガニック)として有機農産物(オーガニック)及び有機農産物(オーガニック)加工食品の検査認証制度による法で定められています。
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